【A】 大船高校の創立

(8) ユニークな先生方

高木校長先生以下、本当に面白い、すごい先生がいっぱい揃っていました。
高木校長先生・尾上教頭先生ともに、「新設校を創り上げていこう」という、本当にやる気まんまんの申し分ない方々でした
。 教員もまたユニークでした。私は湘南高校からの異動で、鎌倉高校や七里ガ浜高校からの先生など色々な先生方が集まりまして、それぞれが「前任校のいいとこ取りをしよう」と様々なアイディアを出しました。生徒指導のうるさい規則などあまり作りませんでした。PTAも組織や規約をシンプルにして、PTA自体が動きやすいようにしました。

高木校長先生は一番この学校に力を入れておられました。次の学校に移られた後も、「あんなに一生懸命やった学校は無い」と、いつも仰っていました。ほかの先生方もそうです。
私立や県立高校を何校も経験している先生方が、「こんな面白い新設校は初めてだね。自分が作れる学校だからね」と言っていました。

野球部の顧問の先生は、とても熱心な方で、朝も放課後も、夏休みにも補習をやっていました。実は、のちに新たに「横浜サイエンスフロンティア高校」を立ち上げた先生なんですが、どんどん新しいアイディアが出てくる方でした。文部省の学習指導要領を改訂する前に、「地域史」の実践をすでにやっていた私のような者もいて、大船高校は今までの神奈川県の教育とはちょっと違う所があったように思います。

体育の先生には、サッカーの元日本代表で、国体の県代表選手の方がいましたから、サッカーも盛んでした。
美術の先生も、コンクールで入賞するとか、県の賞をとっていました。色々な先生方ご自身がさまざまな活躍をされており、良い先生が揃っていました。だから生徒も非常に個性的で、ユニークな面白い生徒が出るわけです。それぞれの先生が経験してきた高校での良さを生徒に教えようという、まさに理想的な教育内容でした。

また、事務長が学校施設のベテランで、未完成部分の校舎や施設などについて、「大船高校整備特別委員会」や私たち教員の要望を聞いて「わかりました、やります」と言うと、県とかけ合って、ほとんど実現させてくれました。これは大船高校にとっては良かったですね。校長先生・教頭先生と事務長が揃っていました。

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