【A】 大船高校の創立

(6) 斬新な校歌

「校歌選定委員会」を高木校長先生、尾上教頭先生と私とPTAの役員で組織しました。作詞家の尾崎左永子先生は、2016年1月には、宮中の「歌会始の儀」の召人(めしうど)に招かれています。
歌人や作家として大変レベルが高く、多彩な活動をされています。

作曲の佐藤眞さんは東京芸大の先生で、尾崎先生からのご紹介でした。二人で作られた曲は色々ありますが、「蔵王」が有名です。作曲家として現役バリバリの方でした。

歌詞の中の「若葉揺れる丘の上」は、「高校生だから青春を謳歌しよう」という発想がベースでした。
「芙蓉の峰」は「日本一の富士山」で、富士山も玉縄城も見えるなんて、これはやっぱり良い環境です。
尾崎さんも「これは良い学校だわ」と感心していました。「明星」というのは「宇宙」を意味しています。日本でも世界でもなくて宇宙にまで伸びる時代の、暁の明星を意味しているのです。また、「古代の入り江 幻の船」は、大船に古い縄文以来の遺跡があるという歴史背景と、その地に現在の若者が生きるという意味を込めています。

生徒にアンケートも取って、その意見も反映した珍しい校歌で、歌詞も曲も非常に新鮮なものです。ちょっと難しいのですが、とても斬新です。 初年度の3学期に完成し、創立2年目の昭和59年の夏には野球部の地区予選勝利で歌われました。また、その10月に行われた「校舎落成記念式典」の時には、作曲の佐藤先生自らが指揮をとられ、披露されました。

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